面白い本でした

本の話。「バービー〜」の著者茅野裕城子さんは私が学生の頃遊んでもらった
オトナグループの１人だったので、数度しか会ってないしほとんどお話した
ことはないけれど知的な印象が記憶にある女性。私には収集癖はないけれど
（着物はコレクションではないし・・多分）、こんなに可愛くて奥が深い人形
だったら集めてしまうかも。それからバービーが日本製だったのも驚き。
昔の日本は安価で質のいいものが大量生産できる国だったのね。同じ理論で
現在アジアに出て洋服を作る仕事をしていた者としてはとても興味深い話。
もちろん高い工賃でも国内生産をがんばって行っているコムデギャルソンの
ような会社もあるけれどごくごくわずか。服だけじゃなくて職人さんが仕事を
続けていけるよう、いいものを守っていかなければなあと思う。

本日の読書：「バービーからはじまった」